船橋 FK1128

【建物について】
“カッコいい”とはこういうこと！？

「俺、カッコいい暮らししたいんスけど。それって何スか？」

「そ、そ、そりゃまあ価値観というか、人によりけりだろうけど・・・・・」

「そんなこと聞いてんじゃないッス。『カッコいい！』ってみんなが思う暮らしッスよ」

「そ、それは・・・・」

なんてソボクな疑問を、もしアナタが誰かに投げかけられた（なかなかないと思うけど）場合。ピンチをシュンジに切り抜ける、手っ取り早い方法がこのマンション「船橋 FK1128」に連れてきちゃうこと。なぜってここは、自信マンマンで提案する「カッコいいワンルーム暮らし」に対する、ひとつの回答のようなことだから。

まるでアートギャラリー的な趣を持つ、オープンで無機質な白いハコ。
窓から差し込む柔らかい光がまわりまくってスキップするこの空間には、ワンルームにありがちなユニットバスがない。ついでにいうとキッチンもいわゆる収納付きのユニットタイプではなく、配管むきだしのシンクがポツネンとあるのみ。「生活感」なんて呼ばれるモトを、根こそぎ削除+実行したのがココってわけ。

ただファッションも住まいも、決してハナから自分にすっかり馴染んでなくともよく。憧れて、ちょっと背伸びし、やわらかなアタマと感性で、自分をそこに合わせていくのが楽しいこともあるのだと。そして最後にこう言うのだ。「で、いろ～んなことを吸収していくと、ホントの“カッコいい”ってのが、分かってくんじゃね？」この発言により（語尾を含む）を「カッコいい」ととるか否かは、まさしく人によりけりだろうけど。